中野 玄三

絶望を希望に変える生き方。

ALS歴30年。経営者、そして一人の人間として、病と共に生きる中で見出した光と、次世代へ伝えたいメッセージ。

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中野玄三氏のポートレート

ALSは、乗り越えられる。

1994年、私はALSと診断されました。体の自由が少しずつ奪われていく中で、絶望を感じたことも一度や二度ではありません。しかし、私は生きることを選びました。家族と共に笑い、食事をし、経営者として社会と関わり続けるために。

「延命措置」という言葉があります。しかし、私はこの言葉が嫌いです。これは「延命」ではなく、生きるための「積極的な選択」なのです。呼吸器も、胃ろうも、私にとっては人生を豊かにするための翼であり、根です。

病は多くのものを奪いますが、それ以上に多くの気づきを与えてくれました。当たり前の日常がいかに尊いか。人の優しさがいかに温かいか。そして、考え方一つで人生はいくらでも輝かせることができるということ。

このサイトを通じて、私の経験が今、病と闘う方々やそのご家族、そして人生に悩むすべての人々にとって、少しでも希望の光となれば幸いです。

プロフィール

ファッション企業の経営者として

九州ナンバーワンを目指し、事業に情熱を注ぐ日々。多額の借入金を背負い、会社を急成長させていた。

ALS発症

大きな決断

現在

合同会社メティエ代表。自身の経験を伝えるため、執筆、講演、SNSでの発信など、精力的に活動。その生き方は多くのメディアで取り上げられている。

主な活動内容

講演・講義

全国の患者会、医療・介護施設、看護学校などで、自身の体験に基づいた講演活動を行っています。

執筆活動

体験談を綴った著書「Gシリーズ」をはじめ、ブログや連載などを通じて、ALSのリアルな実情と考え方を発信しています。

交流・情報発信

YouTubeやブログを積極的に活用。患者さんやご家族との交流を大切にし、希望と実用的な情報を届けています。

著書のご紹介

著書「Gシリーズ」の書影

Gシリーズ

発症から現在に至るまでの心の葛藤、家族との絆、そしてALSを乗り越えるための具体的な思考法と実践術を赤裸々に綴った、私の生き様の記録です。同じ病に苦しむ方だけでなく、人生の困難に直面しているすべての方に読んでいただきたい一冊です。

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想いを繋ぐ

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